愛犬に混合ワクチンは毎年必要?世界基準では3年以上あける?

犬を飼っていると、狂犬病予防接種を年1回接種しなければいけませんよね。

 

狂犬病は、日本では1956年以来発症していませんが、発症するとほぼ100%の確率で死に至るといわれている怖い病気!

 

もちろん、人にも感染しますし、予防接種は、狂犬病予防法という法律で義務付けられています。

 

また、法律では義務付けられていませんが、感染すると重症になる可能性がある病気を予防するため、動物病院では混合ワクチンの接種をすすめています。

 

でも、混合ワクチンって、毎年接種する必要はあるのでしょうか?

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世界小動物獣医師会(WSAVA)のガイドラインは?

感染症から愛犬を守るため、ワクチンを接種することは、感染症予防に有効な手段です。

 

でも、ワクチンを接種することで、副作用も懸念されます。

 

このため、世界小動物獣医師会(WSAVA)は、現在の科学的根拠(エビデンス)に基づき、2007年にワクチネーションガイドラインを発表し、数年ごとに改訂しています。

 

ガイドラインでは、犬ジステンパーウイルス・犬アデノウイルス(1および2型)・犬パルボウイルスの3種のワクチンをコアワクチンとし、犬パラインフルエンザ感染症や犬レプトスピラ感染症などをノンコアワクチンに分類しています。(狂犬病もコアワクチン)

 

子犬の場合、コアワクチンは生後6 ~8 週齢で接種し、その後は2~4週ごとに16週齢以降まで続けます。

 

その後は6ヶ月後または1年後に再接種し、以後は3年以上あけて再接種することとしています。

 

そして、この基準が、世界小動物獣医師会(WSAVA)が推奨する世界基準になります。

日本の混合ワクチンの種類

日本では、混合ワクチンの種類として、5種混合、6種混合、8種混合などがありますが、最近では、10種混合や11種混合ワクチンまであるそうです。

 

ここまで来ると、本当に、そこまで必要なの?って感じですよね。

 

ウチの愛犬は、犬ジステンバー・犬アデノウイルス2型感染症・犬伝染性肝炎 ・犬パラインフルエンザウイルス感染症・犬パラインフルエンザ感染症 ・犬コロナウィルス感染症の6種混合ワクチンを毎年接種していますが、8種混合ワクチンは、この6種に犬レプトスピラ感染症(2種)が加わります。

コアワクチンに指定された感染症は?

コアワクチンに指定されたワクチンは、狂犬病を除くと、犬ジステンパーウイルス・犬アデノウイルス(1および2型)・犬パルボウイルスの3種!

 

犬ジステンバーは、初期は発熱、鼻汁、食欲不振など風邪に似た症状が見られ、進行すると、鼻やパッドの角化や痙攣などの神経症状があらわれ、死に至る可能性もある怖い病気です。

 

犬アデノウイルス1型感染症は、犬伝染性肝炎とも呼ばれています。

 

犬アデノウイルス1型感染症は、感染した犬の尿や便などで感染し、発熱、下痢、嘔吐などの症状があり、回復期にはブルーアイと呼ばれる角膜の混濁して眼が青く見える症状が見られる場合もあるそうです。

 

そして、最悪の場合は死に至ることもある病気です。

 

犬アデノウイルス2型感染症は、伝染性喉頭気管炎とも呼ばれています。

 

犬アデノウイルス2型感染症は、扁桃腺炎などの呼吸器症状を起こし、他のウイルスとの混合感染により、病気が重くなり、最悪の場合は死に至ることもあります。

 

犬パルボウイルスは、パルボウイルスに感染した犬の嘔吐物や便などを舐めたりしたときに感染します。

 

嘔吐、下痢、発熱、元気消失、血便、白血球の減少が見られ、子犬の頃に感染すると致死率が高いといわれています。

 

また、犬パルボウイルスは強い耐性があり、一般的な消毒薬や50度ぐらいの熱湯でも死滅しないそうです。

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最後に

法律で義務付けられている狂犬病は、1年に1回の接種の義務がありますが、混合ワクチンに関しては、接種に関して、再考する必要がありそうです。

 

ただし、ドッグランやトリミング、ペットホテルなどを利用する際に、混合ワクチン接種の証明書が必要な場合もあるので、混合ワクチン接種を動物病院が推奨する1年に1回にするかどうかは、飼い主の考え方次第になりそうですね。

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